こんにちは。
保育士のことりです。
今回は子育てをしている友人が何気なく言ってくれたことについて、
きっとこのブログを読んでくれたあなたも保育士に対して気になってることではないでしょうか。
お母さんになった友人が必ず聞いてくれます。
あなたも思ったことはありませんか?
実は保育士はみんな特殊な訓練を積んでいるのです!※そんな事はありません。
今回は、「保育士はどうやって、あんなに大勢の子どもを見ているの?」というお話についてです。
自分の子だけで手いっぱい!
お母さんになった友人が必ず聞いてくれます。
「私、自分の子だけで手いっぱい!
保育園はあんなに大勢の子どもをどうやって見ているの??」
そうですよね。
私には子どもはいませんが、子どもができたら
自分の時間なんてとても取れそうにありません。
毎日毎時毎分、
- あぁ、保育園に間に合うかしら!
- 今日の夜は何を食べさせよう
- お風呂に〇時までに入れて
- できれば〇時までに寝てほしい…
なんて、常に生活が子ども中心で、
常に時間に追われている…
私の中で保護者はそんなイメージです。
正直保育士より、保護者の方がよっぽど大変!
だと思っています。
実際にお母さんになった同期も皆そう言っています。
本当に時間がないあなたに。
- インスタントが多い生活になっている
- 煮込み料理なんてやる時間はとれない
- でも栄養のある食事は家族で摂りたい
私、ことりも全然時間が足りない生活だったのですが、せめて料理だけでも!
と、今では毎日使っている時短料理家電ホットクックも良かったら読んでみて下さい。
私はこれで、煮込み料理が旦那のお弁当に必ずある生活に変わりました。材料入れてボタン押すだけの便利家電です。
保育士は大人数をどうやってみている?
それでは、保育士はあんなに大勢の子どもをどのように見ているのでしょう。
答えは簡単です。
目と心で見ています。
お母さんと一緒です。
ただし、目の前の子どもと、その背景に居る子どもを同時に見ています。
自分の立つ位置から確認できるすべての子どもを目で追っています。
わかりやすい範囲では、ひとクラスぶんの子ども全員です。
だからと言って、後ろ手を組んでぼーっと立って見学しているわけではないのです。
例えば、年齢や個人によって育てたい力も変わってくるので一概には言えませんが、
(「遊びをつなげる」といいます)
保育士も一緒に遊んで(遊ぶ振りをして)
子ども一人ひとりの段階に合わせた援助をしながら
その背景で遊ぶ子どものこともしっかり見ていなければなりません。
保育士がぶつかるよくある失敗
ところで、新人保育士にありがちな失敗は
自分の目の前の子どもとだけ遊んでしまうことです。
他の子どもの動きを把握をしていないため、危険ですね。
保護者は、必然的に把握しなければならない子どもの絶対数が少ないので
この新人保育士さんのような見方になるのでしょう。
(保護者としては全然間違っていません。)
私は、新人保育士に気を付けて~
というようなことを言いたいのではありません。
新人保育士さんだって、良いところいっぱいですからね♬
新人保育士さんの素敵なところは、こちらの記事に詳しく書きました。
ちょっと不安?!新人保育士の5つのメリット
沢山の子どもを見るのに大切なのは、全体を把握するチカラ
このような「全体を把握する見方」は
経験を積めばできるようになります。
(できるようになる人が多いです)
より安全で子どもに寄り添った保育を目指す保育士が多くいる保育園を選びたいものですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
保育士は目と心を常にピン!と張った状態で監視しています。
なになに君が走ってる、なになにちゃんは危なくないかな。
なので一日終わるとヘトヘト。これはお母さんも同じですよね。
今回はそんな沢山の子どもたちを見る保育士についてでした。