新人保育士におくる心構え「きほんのき」【保護者編】

子どもはかいじゅう

こんにちは。ことりです。
4月から新人保育士になるみなさん、ドキドキしますよね!
社会人としても一年目、という方も多いのではないかと思います。

あなたは、
「保護者とどう接すればいいの?」
「経験がないから、質問されても困る…」
「失敗したらどうしよう」
なんて不安になっていませんか?

今回は新人保育士におくる心構え「きほんのき」【保護者編】です。
まだ経験の浅い新人保育士が、保護者にはどのように振る舞うと良いのかということについてお伝えします。

前回は、「新人保育士におくる心構え「きほんのき」【職員編】」の記事で職員間のコミュニケーションの大切さについてお話しました。

経験ないもん!どうすれば?!
保護者との信頼関係づくり。コレが大切だって、学校でも習いましたよね!そんなのわかってる。

  • 
「でも、経験がないし…」
  • 「保護者はみんな歳上だし…」
  • 「自信がない…」

私、ことりも新人時代こんな風に思っていました。
では保護者に接するとき、具体的にはどういうことに気をつけるとよいのでしょうか。



新人保育士でも、自信を持ちましょう!

新人保育士でも自信を持とう
まず大きな声で言いたいのは、コレです。
「自信を持って!!!」

新人保育士によく見られる傾向として、自信のなさから生まれる消極的な態度があります。
保護者とお話するときに、小さな声でモニャモニャと話したり、「わかりません」と言ってフォローをしなかったり…気持ちはわかりますが、それだと保護者から信用を得られませんね。

保護者は子育ての経験や社会人経験はあなたより多いです。
これは事実。でもね、保護者と保育士はちがいます。子育てと保育は違うんですよ。

あなたは、学校へ行ったか、もしくは独学で、国家資格の保育士試験を突破したはずです。
そこで学んだ知識は「専門知識」です。これはどんなに完璧に子育てしている保護者にも、胸を張ってお伝えできるプロの知識そのものです。

良いですか?あなたはきちんと努力をして、時間とお金をかけて、専門知識を修得しました。
そして、就職試験および面接等を経て、保育士として働くのです。

それだけで、一般の方とは全然違うのです。プロの資格があるからこそ、保育の現場で働くことができるのです。
まずは、今の自分に自信を持つこと。それがとっても大事なことです。保育士一年生だって、先生ですからね♫

保護者に対しても、謙虚な気持ちを忘れない

保護者への謙虚な気持ち
保育士一年生だって、先生ですからね
と言いました。この言葉に間違いはありません。
新人保育士のあなたには、自信を持っていただきたいし、反対に「先生」の重みに気づいて責任感をもっていただきたいのです。

しかし、しかしですよ。

たまにいらっしゃるのが「先生」という立場にあぐらをかく方です。
簡単に言えば、威張ってしまうんですね。私は「先生」だぞ、と。
これは本当にいただけません。非常にまずいです。まず、保護者との信頼関係が構築できません。
また、一緒に働く他の先生達とも難しいでしょう。そして致命的なのが、子どもに対しても威張ってしまう…。嘘みたいですが、本当にこのタイプの方がいます。そんなに珍しくない頻度でお会いします。

コレを読んでくださっている新人保育士のあなたにお願いです。決して謙虚な気持ちを忘れないでください。
子どもも、保護者も、保育士もそしてあなたも、みんな一人の人間です。なんの違いもありません。たまたま立場が違うだけ。

そのことだけは肝に銘じてください。
そうすれば、保護者との信頼関係はもちろん、職員間の人間関係、そして子どもとの信頼関係も円満に構築できる可能性が非常に高いです。

保育士として、失敗したら素直に認め、誠実に謝罪しましょう。

保護者へ保育士として謝罪できるように
どんな保育士だって、失敗をしない保育士はいません。それはどんなに先輩先生だってそうです。
ですから、ましてや新人保育士のあなたが失敗しないはずがないのです!

では、失敗したらどうすればよいでしょう。
失敗の種類にもよりますが、まずは先輩先生に相談です。
その際は、ご迷惑をおかけしてすみません、の気持ちを忘れずに。そして、どのように対応すれば良いか分かったら、保護者には真摯な気持ちで誠実に謝罪しましょう。

保護者もあなたが新人保育士だということは知っているはずです。
完璧な対応ができそうにないことも。あなたがきちんと謝罪し、しっかりと状況を伝えることができれば、少なくとも保護者の不安な気持ちは払拭できます。

心配しすぎなくても大丈夫です。
先輩先生や園長先生に相談して対応することができますから、誠実さを忘れないということを心がけてくださいね!

保護者が保育士のあなたに求めるのは安心感

保護者が求めるのは安心感
ところで、保護者は保育士に何を求めているのでしょう。

一番はもちろん「自分の子どもを丁寧にみてくれること」です。
では、それ以外に何が求められるのでしょうか。

私は「安心感」だと思っています。
最初は子どもを預けること自体を不安に感じる保護者だって、少なくないと思います。
また、子育ての仕方がわからなくって不安かもしれません。

何人もお子さんがいて、百戦錬磨の保護者にだって悩みはつきません。
あるいは子どもに関わることではないけれど、家庭やお仕事で悩んでいらっしゃるかも知れません。そういう不安な気持ちって、どうしても子どもに向かってしまうものです。

私達保育士は、常に保護者の気持ちと向かい合わなければなりません。
これを保護者支援といいます。保育指針にもしっかり記載されていますよね。
子どもを預ける保護者の気持ちに寄り添うこと。これも大切な保育士の仕事なのです。

保護者に安心感を感じてもらうためのテクニックについてはこちらの記事をごらんください。

まとめ

今回は私ことりが今までお会いした新人保育士さんが、保護者との関わり方についてよくつまづいていたポイントをまとめてお話しました。
新人保育士のみなさんには、「誠実さ」と「謙虚さ」、そして大切な「自信」を併せ持ったステキな保育士さんになってもらいたいなと思っています。

保護者にもいろんな人がいます。
どんな保護者とも、子どものストーリーを共感しながら信頼関係を築いていけると理想ですね!

次回は、新人保育士におくる心構え「きほんのき」【子ども編】です。
そちらもご期待くださいね。新人保育士のあなたを応援しています!

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