保育士が「先輩が怖い」と感じるとき|人間関係で悩んだときに読んでほしい

こんにちは。保育士のことりです。

保育の仕事をしていると、
「先輩が怖い」と感じてしまうことがあります。

怒鳴られるわけではないけれど、
挨拶しても返してくれない。
質問すると、嫌味っぽく返される。
ミスをすると、遠回しに責められる。

そんなことが続くと、職場に行くだけで緊張してしまいます。

これは、新人だけの悩みではありませんよね。
経験年数に関係なく、保育士の人間関係で悩んでいる人はとても多いです。

私自身も、無視や嫌味の対応、よくされました。

ことりです
ことり

正直、子どもよりも先輩の顔色を見て働いていた時期がありました。

「先輩が怖い」と感じるのは、あなたが弱いからではありません。
冷たい対応をされるのも、あなただけが悪いからではありません。

この記事では、

・なぜ先輩が怖く感じてしまうのか
・どんなときにその悩みが強くなるのか
・そして、少し気持ちが楽になる考え方

について、私の経験も交えてお話しします。

先輩が怖いと感じるのは、珍しいことではない

怒られるわけではないけれど、話しかけづらい雰囲気がある。
質問しようとしても、忙しそうで声をかけにくい。
少しミスをすると、ため息をつかれる。

そんなことが続くと、

「また何か言われるんじゃないか」
「嫌われているのかもしれない」

と、どんどん不安になってしまいますよね。
そして気づくと、子どもたちのことよりも、

「先輩にどう思われるか」

ばかり気にしてしまうようになります。

これって実は悩みの王道。保育士が「先輩が怖い」と感じるのは、決して珍しいことではありません。

新人のときはもちろん、経験を重ねてからも、職場の人間関係に悩む保育士はとても多いです。
むしろ、悩みの9割くらいはこれなんじゃないでしょうか。

それだけ、保育の仕事は職員同士の関係が大きく影響する仕事とも言えます。
もし今、先輩との関係に悩んでいるなら、

「自分がおかしいのかもしれない」と思いすぎなくて大丈夫です。
絶対、あなただけが悪いんじゃない。

保育士の職場で「怖い先輩」が生まれやすい理由

もちろん、優しく教えてくれる先輩もたくさんいます。
でも一方で、「怖い」と感じてしまう先輩がいる職場も少なくありません。

それには、保育の仕事ならではの理由もあります。

保育士はとにかく忙しい

まず一つは、仕事の忙しさです。

保育士は、子どもを見ながら、書類、行事準備、保護者対応など、たくさんの業務を同時にこなしています。
一人ひとりに課せられる業務量が尋常じゃないので、
後輩にゆっくり教える余裕がないこともあります。

その結果、言い方がきつくなってしまったり、
余裕がない雰囲気が職場全体に広がってしまいます。

人に教えるのが苦手な人も多い

もう一つは、人に教えることを学ぶ機会がほとんどないことです。

当たり前のことですが、保育士は子どもへの関わり方は学びます。
でも「後輩への教え方」を体系的に学ぶ機会はありません。

保育に限らずどの業界にも、
「人への教え方、伝え方」が絶望的に下手な人が一定数います。

そのため、先輩になっても、

どう伝えればいいのか分からない
どう教えればいいのか分からない

という人も意外と多いのです。

結果として、ぶっきらぼうな言い方になってしまったり、
「見て覚えて」という指導になってしまうこともよくあります。

古い指導の文化が残っていることもある

さらに保育の現場では、
「自分も厳しく教えられてきたから」
「新人は厳しく育てるもの」

という古い指導の文化や考え方が残っている園もたくさんあります。

もちろん、すべての園がそうではありません。
でも、そういう文化が強い職場では、
経験の浅い保育士にとっては「怖い」と感じる環境になりやすいです。

ことりです
ことり

私の新人時代には、ろくに教えてくれず、「見て盗みなさい!」なんてよく言われたものでした。
「昭和かよ」って感じですよね(笑)(平成でした…)

先輩が怖い職場で起きること

先輩が怖いと感じる環境にいると、少しずつ仕事のやりづらさが増えていきます。

最初は小さなことでも、毎日続くと気持ちに大きな影響が出てきます。

質問ができなくなる

経験が浅いころは、分からないことだらけです。
本来なら先輩に聞きながら覚えていくものだと思うのですが、

先輩が怖いと感じていると、だんだん質問ができなくなります。
「こんなこと聞いたら怒られるかもしれない」
「また呆れられるかもしれない」

そんなふうに考えてしまい、
本当は確認したいことも、自分でなんとかしようとしてしまいます。

でも、その結果としてミスが起きてしまうこともあります。

自信がなくなっていく

先輩に気を使いながら働いていると、
次第に自分の行動に自信が持てなくなっていきます。

「これでいいのかな」
「また注意されるかもしれない」

そんな不安を感じながら仕事をするのは、とても疲れます。

本来は子どもたちと向き合う仕事なのに、気づくと

「先輩にどう思われるか」

ばかり気にしてしまうようになることもあります。

仕事そのものがつらく感じてしまう

保育の仕事は、チームで動く仕事です。
同じクラスの先生や、同じ園の職員と毎日長い時間を一緒に過ごします。

だからこそ、人間関係がうまくいかないと、
仕事そのものがつらく感じてしまいます。

子どもと関わる時間は好きなのに、

職員室に戻るのが怖い。
朝、出勤する前から気持ちが重い。

そんな状態が続くと、
「保育の仕事自体が向いていないのかもしれない」と感じてしまうこともあります。

でも、それは必ずしもあなた自身の能力や性格の問題とは限りません。
環境や人間関係が大きく影響していることも、実はとても多いのです。

それでも自分を責めすぎないでほしい

ここまで読んでくれた方の中には、
「やっぱり自分がダメなんじゃないか」と感じている人もいるかもしれません。

でも、先輩が怖いと感じてしまうこと自体は、決して珍しいことではありません。

職場の雰囲気や、人間関係、教え方の文化など、
自分ではどうにもできない部分が影響していることもたくさんあります。

それなのに、

「自分が弱いからだ」
「自分ができないからだ」

と、必要以上に自分を責めてしまう人も多いということを知っています。

でも、本当にそうでしょうか。
常に緊張してしまうような空気の中で働いていたら、
うまく動けなくなるのは、ある意味自然なことだと思います。

人は安心できる環境のほうが、力を発揮しやすいものです。

だからこそ、

自分がダメだと決めつけてはいけません。

環境が変わるだけで、驚くほど働きやすくなることもあります。

実際に私も、職場を変えたことで
人間関係のストレスが大きく減った経験があります。

園によって、人間関係は本当に違う

保育の仕事をしていると、
「保育園ってどこもこんな感じなのかな」

と思ってしまうことがあります。
私も新人のころは、そう思っていました。

先輩が怖いのも、
持ち帰り仕事が多いのも、
ピリピリした雰囲気なのも、

「保育の仕事ってこういうものなんだ」

と、半分あきらめていたところがあります。
でも、後になって知りました。

保育園は、園によって雰囲気が本当に違います。

先輩の教え方
職員同士の関係
持ち帰り仕事の多さ
休みやすさ

同じ保育士の仕事でも、園が変わると驚くほど環境が違うことがあります。

でももちろん、すぐに転職する必要はありません。
今の園で安心して働き続けられるなら、それが一番いいと思います。

でも、もし今の職場がつらいなら、

「保育の仕事そのものが向いていない」と決めつける前に、

「環境が合っていないだけかもしれない」
という可能性も、少しだけ考えてみてほしいと思います。

働く場所が変わるだけで、気持ちがずいぶん楽になることもあります。

保育の仕事が嫌いになってしまう前に、環境を見直してみるのも選択肢の一つです。
少し余裕があるときに、
「どんな園があるんだろう」と見てみるだけでも大丈夫。

気持ちが軽くなることがあるかもしれません。
私はそうでした。

保育士の転職サイトについては、こちらの記事でまとめています。

まとめ

保育士として働いていると、
「先輩が怖い」と感じてしまうこと、一度はありますよね。

仕事に行くこと自体がつらく感じてしまうこともあるかもしれません。

でもこれは、決してあなたが弱いからではありません。

もし今、先輩との関係に悩んでいるなら、
必要以上に自分を責めなくて大丈夫です。

そして、もし本当に苦しいと感じているなら、

「保育の仕事そのものが向いていない」と決めつける前に

「今の環境が合っていないだけかもしれない」
という可能性も、少しだけ考えてみてください。

保育園は、園によって雰囲気が本当に違います。

働く場所が変わるだけで、人間関係のストレスが大きく減ることもあります。

ことりです
ことり

今の環境だけがすべてでは絶対にありません。
あなたが安心して働ける場所が、きっとどこかにあるはずです。

ことりです

この記事を書いた人

保育士ことりです。現場で働く中で人間関係や働き方に悩み、転職を複数回経験しました。
同じように悩んでいる保育士さんの力になりたいと思い、このサイトを運営しています。

この記事を書いた人

ほいくのよりみち